パスタができるまで パスタができるまで

パスタができるまで

①原料の受け入れ

①原料の受け入れ

製粉工場で挽いたデュラムセモリナがパスタ工場に届けられると、サイロと呼ばれる貯蔵庫にいったん蓄えられます。タンクローリーからサイロには空気の力で移すので衛生的です。

②混練(こんれん)

デュラムセモリナの混練

ミキサーに送られたデュラムセモリナにはまず水が加えられます。最初に2つの羽根がついたミキサーでよく練り混ぜ、次に真空状態にしてさらに練り合わせ、パスタ独特の歯ごたえを出すために生地の密度を高めていきます。

③成形

ダイスのピースとそれぞれのマカロニ
ダイスのピースとそれぞれのマカロニ

よく練った生地は、ダイスというたくさんの小さな丸い穴があいた型を通り抜けることで細長いスパゲティの形になります。
マカロニの場合はダイスの内部や穴の形状によって、その形が決まります。いずれも高い圧力をかけて押し出すことで、パスタ独特の歯ごたえが生まれます。

④乾燥

ステッキにかけられたスパゲティ
ステッキにかけられたスパゲティ

ダイスから押し出したスパゲティはステッキ(棒)にかけられ、トンネルのような長い乾燥室で時間をかけて乾燥させます。ゆっくり、じっくりと水分を抜いていくことで、ひび割れのない、透明感のあるパスタに仕上げます。

⑤包装・検査・出荷

⑤包装・検査・出荷

決められた長さにカットしたスパゲティは、自動的に計量された後、袋詰めされます。
正しく袋詰めされているか、賞味期限が正しく印字されているかチェックを行い、金属検出機に通し、再度重量が正しいかを確認します。その後段ボール詰めをして、出荷されます。