食品メーカーにてベーカリー向けメニュー提案、サンドイッチの企画を担当。退社後、はちみつ専門店にて商品開発や料理教室の企画・運営担当を経て独立。現在はメニュー開発コンサルティング、パンやチーズ、はちみつに関する各種セミナー講師、雑誌や書籍でのフードコーディネートなどを行う。
卵とパンの組み立て方—卵サンドの探求と料理・デザートへの応用
著 者 ナガタ ユイ
出版社 誠文堂新光社
バゲットって懐の大きなパンです。
小麦粉と水と塩、そしてパン酵母。パンとして、最も基本的な素材だけで作られているのに、作り手によって、まったく違う味わいになります。組み合わせる食材によって、朝も昼も夜も。おやつにしても、料理と合わせても、どんな食材と合わせても、どんなシーンでも、自由にたのしむことができます。
今回のテーマは「フランスパンのおいしい食べ方」です。でも、難しい食べ方を紹介するわけではありません。フランスでの日常的な食べ方をお手本に、基本に戻って、シンプルな食べ方をおさらいするところから始めようと思います。
定番の中にこそ、引き算の組み合わせの中にこそ、そのおいしさの本質が隠れています。そんな、おいしさの原石のようなものを、いろいろなフランスパンを食べながら、一緒に探しに行きましょう!