ドイツの食肉加工文化とは?
私、元ハム屋勤務なもので、ハム・ソーセージにはちょっとうるさいのです。そのおいしさに目覚めたのが“ドイツのマイスター直伝の味“だったので、特にドイツのハム・ソーセージへの思い入れが強いのです。
ドイツの食肉加工の文化は、厳しい冬の寒さを乗り切るための保存食として発展してきた歴史があります。地域ごとに、それはもうたくさんの種類があります。特にソーセージは、肉の挽き方(細挽き、粗挽き)やスパイスの配合、サイズ、副素材等でさまざまなバリエーションが生まれました。
日本でソーセージというと、ウインナーソーセージを思い浮かべる方が多く、お弁当とか朝食のイメージがあります。でも、ドイツでは様々なサイズ、味わいがありそのままでも完成された一品なのです。