RIZAPトレーナーが伝授
自宅でできる「背中」のトレーニング「広背筋」を鍛えて新陳代謝を上げるワンハンドロー
背中にある筋肉「広背筋」を鍛えると、男性なら厚みのあるたくましい背中、女性なら引き締まったウエストを作り上げることができます。背中の中でも大きな筋肉「広背筋」を鍛えることで、新陳代謝が上がる、背筋の伸びた姿勢になるメリットも!
RIZAPトレーナーに聞く
トレーニングのウソ⁉︎ホント⁉︎
NO
必ずしも痩せているほど健康的というわけではありません。女性のBMI(肥満指数)における健康値は23-25とされています。これを大きく超えた場合(27以上)はもちろんですが、大きく下回ると(21未満)病気にかかりやすくなることがあり、健康に影響を与えてしまう場合もあります。
※「肥満指数(BMI)と死亡リスク」国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究グループ
NO そうとは言いきれません。女性は男性に比べて筋肉がつきにくいといわれています。その理由は、筋肉がつきやすくなる男性ホルモンの分泌が、男性の1/20程度と少ないためです。むしろ筋トレをした方が、成長ホルモンの分泌でより女性らしく、肌にハリのある若々しい体になります。
YES 筋トレは何歳から始めても遅くありません。筋肉の発達は20代がピークで、加齢とともに効果が緩やかになっていきます。しかし、何もしないでいると筋力は落ちる一方です。ご自身のペースでも運動を行う事で効果は表れます‼️年齢を重ねても動ける身体をキープするために、【貯筋】をしていきましょう!
NO 筋トレに限らずどんな運動でも、最初のうちは筋肉痛が起こりますが、やがて筋肉痛は和らいでいきます。筋肉痛が和らいだのは、正しい動きができた表れです。筋肉痛がなくても筋肉はちゃんと成長します。身体がトレーニングに慣れてきたら、ステップアップの合図です!扱う重量を上げる、回数やセット数を増やす、休憩時間を短くしてみる、スピードをゆっくりにしてみるなど運動強度に変化を与えることが大切です。
YES 効果が全くないわけではありませんが、効率が悪くなります。筋肉の大半は、寝ている間に作られます。筋肉をつけていくのに欠かせない「成長ホルモン」が分泌され、筋肉をはじめ全身の細胞の修復や分裂が行われます。効率よく筋肉をつけるためには、十分な睡眠時間と質のよい眠りが不可欠です。筋トレは寝る3時間前までには終わらせましょう!
『ワンハンドロー』
椅子の上に右ひざと右手を置き、上体を前傾姿勢にして視線は前方に向けます。背が丸まらないように背筋を伸ばします。
左手でペットボトル(1ℓ〜2ℓ)を持ち、肩関節を支点にするように肘を曲げて、息を吐きながら左腕を上げます。脇は開かず、肩甲骨を寄せた状態で。これを10~15回目安に繰り返し、右手も同様に行います。可能なら上体は床と平行になるまで倒してもOK。
正しい知識を得ても行動していなければ知らないと同じ