フランスパン本来の素朴なおいしさを味わうレシピを紹介します。
バターよりヘルシーでワインにも合います。焼きたてはそのままで、時間が経ったらトーストを。
パンそのもののおいしさを存分に味わえるシンプルな食べ方。
最近ではレストランなどでもバターではなくオリーブオイルが添えられることも多くなりましたね。主菜を待ちながら、ワインと一緒にいただくのも至福のひとときです。
パンの香ばしさが引き立つ、シンプルなサンドイッチ。ランチにもおやつにも。
「カスクルート」という言葉は本来「軽食」の意味ですが、日本ではフランスパンでつくったサンドイッチを指して使われています。
レタスやピクルスなどをいっしょにはさんでいただいてもいいでしょう。
試験勉強が全く進まない。GWが明けてずいぶん経つというのにまだ気持ちが宙にふわふわと浮いている。
梅雨が始まり、じめっとした空気が一人暮らしの部屋中に立ち込めている。
来月に迫る事務系の資格試験のために勉強をしないといけなのだけれど、単語を暗記しようとすればするほど私の頭の中では、GWに旅行したタヒチの海岸線を歩いてしまう。
要するに休みボケから抜け切れていないのだ。
この2時間位、赤線を引いた参考書と、珊瑚礁の島々を行ったり来たりしている。
少しお腹も空いたし、気分を切り替えるためキッチンへ向かう。縦の切り目をいれたフランスパンにマスタードマヨネーズを塗り、ハムとレタスをはさんだシンプルなサンドイッチ「ハムのカスクルート」。
タヒチの海岸が一望できるレストランで食べた味が忘れられず、日本に帰っても夜食でよく作っている。
夜食を食べることによって気分を切り替えるというよりは結局、タヒチに意識が戻ってしまっているのだけれどおいしく頂いた後は、試験勉強に集中しよう。
「ハムのカスクルート」をたよりに南の島を想って、日本の梅雨から解放されるひととき。
あと、15分だけその気持ちを延長させてみよう。