コッペパンに夢中なパン食系女子に贈る。愛しのコッペパン特集 気になるお店のこだわりや人気メニューをパンコーディネーターが聞きました! コッペパンに夢中なパン食系女子に贈る。愛しのコッペパン特集 気になるお店のこだわりや人気メニューをパンコーディネーターが聞きました!

vol06.えびすぱん 【東京都・恵比寿】 vol06.えびすぱん 【東京都・恵比寿】

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子どもからお年寄りまで、幅広く愛される“コッペパン”を中心に、家族や友人、会社の仲間などが集い、つながりを深める「地域のコミュニティスペース」となることを目指して2017年3月にオープンした、街のコッペパン屋さん「えびすぱん」。モダンとレトロが共存する独特の世界観と卓越した具材のおいしさで、注目度の高いお店です。


コッペパンの特徴

クリアな味と口溶けの良さが特徴。どんな食材と組み合わせてもおいしく仕上げたいと考えて、いろいろなパン屋さんの店頭にあったものを試し、その中で一番気に入った新橋ベーカリーにレシピ発注しています。

具をはさむ前のサイズ

  • 長さ×太さ×高さ : 約14〜15cm × 約6cm × 約5cm

お店のこだわり

地域の身近な存在の人々が安心して食べられる安全なものを提供できるよう、具材はすべて店内で手作りしています。無添加であることはもちろん、素材選びにこだわり、おいしさも追求。あっさり薄めの味つけにしているので、素材の持ち味もたのしめます。

コッペパンの種類

店頭には季節のおすすめ商品(1、2種類)を含めて10~12種類を置いています。20~30種類ほどあるオリジナルレシピの中から、季節や素材の入手状況に応じて、作るメニューを決めています。

人気メニュー

『あん&マスカルポーネ』250円(税抜)

あん&マスカルポーネ

コッペパンとあんこを、定番の「あんバター」ではなく、個性的にアレンジしたオリジナルメニュー。北海道産小豆の自家製あんことマスカルポーネチーズをブレンドしたクリームの軽い口当たりと控えめな甘さ、なによりクリームチーズとの想定外の相性の良さが後をひきます。

お食事系のおすすめ

『えびすコッペ[タマゴ]』180円(税抜)

えびすコッペ[タマゴ]

無農薬の自家配合飼料で飼育する、伊藤養鶏場(立川市西砂町)の卵を使用。マヨネーズも同じ卵で手作りしています。粗めに刻んだ白身の小気味良い食感、卵自体の濃厚な味わいを引き立てる角のないまろやかな味つけ、手を出しやすい価格設定で、年齢性別を問わず支持されています。

おやつ系のおすすめ

『ピーナッツ』180円(税抜)

ピーナッツ

生の国産落花生を低温で30分ローストし、蜂蜜やきび砂糖とともにミキサーにかけた自家製ピーナッツバターをサンド。香ばしさやコクが前面に出るように、甘みを抑えたオトナ向け。1kgローストして店頭にコッペパン40個程度、その手間暇でオリジナリティとコストダウンを実現させたと言い切る姿勢に、心意気を感じる一品です。

コッペパンファンにひとこと!

「開店から現在までこだわってきた“安心・安全”で“おいしい”コッペパンを作り続けるとともに、いままで以上に“地域のコミュニティスペース”となることに注力すべく、イベントなども企画中です。また、今年中にはパンも自家製にすることを考えています。これからも「えびすぱん」をよろしくお願いします! 」


「えびすぱん」が“コッペパン”にこだわるのは、「地域のコミュニティスペースになること」にこだわるから。その想いを強く感じました。“近しい人々が、絆を深める場になる”という目的を果たすために、誰にでも愛され安心して食べられるおいしいものを用意したい。そのために選んだツールがコッペパンだったのです。

パンが人々の生活をより豊かにするというのは、私たちパンコーディネーターの理念と重なるところもあり、強い親和性を感じました。そしてなによりも近親者への愛情のこもった商品作りに共感できるお店でした。開業から半年、様々な構想があるようなので、今後の動向も要チェックです!

店舗情報

店舗風景 店舗風景

えびすぱん

住所 :
東京都渋谷区恵比寿1-23-16 第六大浦ビル1F
TEL :
03-6450-2362
営業時間 :
11:00~18:00
定休日 :
水曜日

この記事を書いた人

福地寧子

福地寧子

(一般社団法人 日本パンコーディネーター協会公認 パンコーディネーターアドバンス)

1日3食、年間1095食以上パンを食べ続けて四半世紀のパン「食人」。そんな小麦まみれの日々に蓄積されたものを発信しています。

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※掲載されている内容は2018年3月7日現在の情報です。