LESSON
8

フルーツサンドイッチ講座スライスタイプのミックスフルーツサンド2種

フルーツサンドイッチ講座もいよいよ最終回。ここまでいろいろと挑戦した方は、フルーツの切り方や並べ方、クリームの塗り方のコツがつかめてきたのではないでしょうか。その集大成として作りたいのがミックスフルーツサンドです。それぞれのフルーツの形状や色合いを理解した上で、切り方や色彩のバランスを考えて組み立てると特別な一品になります。ここでは、スマートなスライスタイプのミックスフルーツサンドを作ってみましょう。以前ご紹介したごろっと大胆なタイプのフルーツサンドと比較しながら作ると、より理解が深まります。

スマートミックスフルーツサンドの作り方

材料(1組分)
角食パン(10枚切り)
3枚
マスカルポーネ
&生クリーム※
80g(20g×4)
いちご
1個
黄桃の缶詰(半割)
1切れ
キウイ(8mmスライス)
2枚
バナナ
1/4本
※マスカルポーネ&生クリームの材料
(作りやすい分量)
生クリーム
(ここでは乳脂肪分42%を使用)
200㎖
グラニュー糖
16g
マスカルポーネ
200g
はちみつ
16g
作り方
1. 1.

マスカルポーネ&生クリームを作る。

  1. ① マスカルポーネにはちみつを混ぜ合わせる。
  2. ② 生クリームはグラニュー糖を加えて8分立てにして、1/3量を①に加えてよく混ぜ合わせる。
  3. ③ ②を①に加えて全体を混ぜ合わせる。

※写真では分量より多くフルーツを切っています。

2. 2.

フルーツを切る。いちごは縦半分に、黄桃は8mmの厚さにスライスする。キウイは8mmの厚さにスライスしたものを2枚、バナナは1本を横半分にしてから縦半分に切ったものを1つ用意する。

Point! フルーツの切り方
フルーツのスライスは、厚さをそろえることで断面が整います。いちごとバナナが大きすぎる場合は、縦半分に切るのではなく、黄桃とキウイと同じ厚さにスライスしましょう。

3. 3.

角食パン3枚の片面にマスカルポーネ&生クリームを20gずつ塗る。

Point! クリームの塗り方
ごろっと大きなフルーツをはさむ時は、中央にのせてから四隅に向かって薄くなるように塗り伸ばしますが、今回のフルーツサンドは厚みをそろえたフルーツに合わせて、クリームもフラットに塗り伸ばすのがポイントです。

4. 4.

マスカルポーネ&生クリームを塗った角食パン1枚の上にいちごとバナナを並べ、2枚目の角食パンをクリームが塗ってある面を下にして重ねる。上の面にマスカルポーネ&生クリーム20gを塗り、黄桃とキウイを並べる。

Point! フルーツの並べ方
フルーツの並べ方は自由ですが、カットする位置を意識して、断面の形状や色合いのバランスを考えて組み合わせましょう。初めて作る時は写真の通りに並べると間違いありません!

5. 5.

3枚目の角食パンではさみ、上から手のひらでふんわりと押さえてクリームとフルーツを馴染ませる。耳を切り落とし、3等分に切る。

Point! クリームの馴染ませ方
フルーツもクリームも厚みが均一なタイプの場合は、クリームを馴染ませる時も平らな仕上がりになるよう、全体に均一に押さえます。手のひらだと不安な場合は、まな板やバットの底面で軽く押さえると良いでしょう。

斜めラインのミックスフルーツサンドの作り方

材料(1組分)
角食パン(10枚切り)
4枚
マスカルポーネ
&生クリーム※
80g(10g×8)
いちご
2個
黄桃の缶詰(半割)
1/2切れ
キウイ(5mmの半月スライス)
1/4個分
モンキーバナナ
1本
※マスカルポーネ&生クリームの材料
(作りやすい分量)
生クリーム
(ここでは乳脂肪分42%を使用)
200㎖
グラニュー糖
16g
マスカルポーネ
200g
はちみつ
16g
作り方
1. 1.

マスカルポーネ&生クリームを作る。

  1. スマートミックスフルーツサンドと同じ

※写真では分量より多くフルーツを切っています。

2. 2.

フルーツは5mmの厚さにスライスする。

Point! フルーツの切り方
フルーツの厚みを均一にすることで、繊細で上品な仕上がりになります。よく研いだ包丁を使って、フルーツをつぶさないように手早く作業しましょう!

3. 3.

角食パン4枚はあらかじめ耳を切り落として半分に切り、片面にマスカルポーネ&生クリームを10gずつ塗る。そのうち4切れにフルーツを1種類ずつ並べる。

Point! フルーツの並べ方
フルーツは、ずらしながらパンの中央に等間隔に並べましょう。

4. 4.

残りの角食パンでそれぞれはさみ、上から手のひらでふんわりと押さえてクリームとフルーツを馴染ませる。縦長に半分に切る。

Point! クリームの馴染ませ方
フルーツもクリームも厚みが均一なタイプの場合は、クリームを馴染ませる時も平らな仕上がりになるよう、全体に均一に押さえます。手のひらだと不安な場合は、まな板やバットの底面で軽く押さえると良いでしょう。