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さあ、パンといっしょにでかけよう ある日のレシピ さあ、パンといっしょにでかけよう ある日のレシピ

サルティン・ボッカ風 秋のごちそうフォカッチャサンド

サルティン・ボッカはイタリアの定番料理。本来の仔牛肉を豚肉に代え、旬の野菜とともにフォカッチャにはさんだ、具沢山のごちそうサンドです。

サルティン・ボッカ風 秋のごちそうフォカッチャサンド

材料(1個分)

フォカッチャ(10cm×5cm分)
1個
豚もも肉(薄切り)
50g(2枚)
生ハム
2枚
セージ(大葉などで代用可能)
2枚
小麦粉
適量
ナス
1/4個
パプリカ(オレンジ)
1/4個
エリンギ
1/2個
サンチュ(レタスなどで代用可能)
1枚
適量
こしょう
適量
白ワイン(日本酒で代用可能)
適量
オリーブ油
適量

作り方

  • 野菜は食べやすい大きさに切り、オリーブ油を熱したフライパンで焼く。塩・こしょうを軽くふる。オーブントースターなどで焼いてもOK。
  • 豚肉を1枚ずつ広げて軽く塩・こしょうし、セージ、生ハムを重ねて半分に折る。さらに軽く小麦粉をまぶす。
  • 1のフライパンにオリーブ油を熱し、2を焼く。両面がこんがり焼けたら、白ワインをふり、水分がなくなるまで煮詰める。
  • フォカッチャは横半分に切り、マヨネーズを塗る。具材をはさんで完成。

ご一緒にどうぞ

  • アップルティー(1人分)

    ポットにお好みのティーバッグ(1個)を入れ、熱湯を注いで2~3分蒸らし、紅茶を作る。ティーバッグを取り出し、皮をむいてスライスしたリンゴ(1/4個分)を入れ、30分ほど置けば完成。長時間持ち歩くなら、リンゴは取り出した方が良い。

  • 日本パンコーディネーター協会

レシピ/監修:

サルティン・ボッカ風 秋のごちそうフォカッチャサンド

秋のある日
パン美さん(夫・娘と3人暮らし) パン美さん(夫・娘と3人暮らし)

田舎から母が遊びに来ました。せっかくだから、銀座辺りでお買い物してランチでも…と思っていたのだけど、スカイツリーが見たいと言うので、娘も連れて女3人、下町散歩して来ました。

少し離れた駅からスタートして、真下を目指します。

商店街を通ったり、川を渡ったり。建物に見え隠れするスカイツリーを見つける度に、「ばあば、ほら見えるよー」と娘。「ほんとだねぇ」と娘を見てニコニコする母。

途中の公園でお弁当を食べました。母が普段食べないようなものをと思い、サルティン・ボッカ風のサンドとアップルティーを用意。

やわらかなフォカッチャでサンドしたので、二人とも食べやすそう。

そうしてやっと真下に着いても、母の目はやはり、そびえ立つスカイツリーではなく小さな娘に向けられてばかりなのでした。

スカイツリーが見たいというより、みんなでのんびりお散歩したかったのね、お母さん。

私もこんな風に母と歩いたなぁと、手をつなぐ二人の後ろ姿を眺めながら帰路につきました。とってもいいお散歩でした。