基本は、塗って、のせて、トッピング。ドイツパンのカナッペを紹介します。
ドイツパンをおいしくいただくには、お好みの具材をのせていただくオーブンサンドがおすすめです。まず、チーズやバターなどの乳製品をひとぬり、次に魚やハムなどのメインを、最後にレモンやハーブなどのアクセントをのせる、というステップで。
パンのほどよい酸味にスモークサーモンの濃厚な旨味がよく合います。
ビールやワインがすすむ2品。レバーにはにんじんの爽やかな甘みがベストマッチ。
果肉入りのリッチなドイツパン+マスカルポーネは、自然な甘さでケーキ気分。
土曜日は、おひとり様で「お家バー」。
慌しく過ぎ去った年末・年始。友達とばっかり遊んでいたら、家でしなきゃいけないことが沢山増えてきた。
来月、女子3人で行く旅行の計画。大好きな作家の新刊は、まだ50ページも読んでない。部屋の模様替えもしたい。
今日は、そんな「やらなきゃリスト」を午前中に書いて半分くらい片付けた。少し疲れたから、今晩はひとりでゆっくりと食事を作る。
最近凝っているパン屋巡り。昨日、ドイツパンのおいしいお店を見つけたからその時に買った、ロッゲンブロートでカナッペを作る。
ロッゲンブロートは酸味が強いから薄くスライスして食べやすくする。バターを一塗りして全体の味のバランスを整える。まずはスモークサーモンとレモンをのせて ワインと共に食事を始める。
今日はテレビとパソコンの電源をOFFにする。部屋の照明を少し落として、ゆっくりとしたテンポのBGMをかけてリラックスしながら食事をする。いつもは慌しく済ます食事だったせいか今日は何だか、スモークサーモンの旨みとレモンの酸味がしっかりと感じられる。
次はレバームースとにんじんサラダをのせる。ムースに入れた生クリームがレバーのくせを消してコクの深い味わいが楽しめる。
もぐもぐしながら、「やらなきゃリスト」を眺める。
ベッドの位置をもう少し変えたいな。明日、お気に入りの雑貨屋に行ってドレッサー周りの小物を買おう。あの小説に登場する女の子って、大学時代の私に似てるな。とか、そんな事をとりとめもなく考える。
最後はデザート代わりにマスカルポーネとチョコレートをのせる。滑らかで濃厚なチーズの味わいとチョコレートの相性が良い。
ドイツパンのカナッペを食べながら、時間を少し忘れて、のんびりした食事を楽しむ。