コッペパンの特徴
一般的なコッペパンよりもちょっと小さめで、“いくつか食べられる”サイズ感です。また、自家製酵母(ルヴァン種)を使用した生地は、小麦の旨みと香り、具材をはさんで丁度いい弾力をたのしむことができます。
具をはさむ前のサイズ
- 長さ×太さ×高さ : 約13〜14cm × 約6cm × 約4〜5cm
お店のこだわり
コッペパンの生地は、プレーンだけでなく、全粒粉、カカオ、ブリオッシュといった4種が定番で、はさむ具材によって使いわけます。限定メニューに合わせて他の種類が登場することもあるほどに、具材との相性はこだわりのポイントです。コッペパンは西日暮里の本店「ianak!(イアナック!)」で焼き上げ、サンドは厨房で手作りしています。
コッペパンの種類
季節や曜日の限定メニューも合わせて、常時15種類前後が店頭に並びます。
人気メニュー
『ピスタチオ』280円(税抜)
練り込まれたブラックカカオでほのかに苦味を感じる生地に、やや甘めのピスタチオクリームを組み合わせてバランスを整えた、オトナのおやつ。ブラック×グリーンの都会的なそのビジュアルも印象に残る個性的な一品です。
お食事系のおすすめ
『ステーキ』320円(税抜)
オーストラリア産ナチュラルビーフの柔らかな赤身肉を使用。全粒粉独特の生地の旨みと肉の旨みの相乗効果で、満腹感だけでなく満足感もあるメニューです。オーロラソースの酸味と甘味、トレビスのほろ苦さが味わいに深みを加えます。
おやつ系のおすすめ
『フルーツカスター』320円(税抜)
旬のフルーツとカスタードフィリングをプレーンなコッペパンでサンド。自家製カスタードに生クリームとマスカルポーネチーズをブレンドし、軽く仕上げたクリームは、甘さ控えめで果実の風味を引き立てます。果実の水分でダレないようにゼラチンを少し加えるなど、食べやすさへの配慮も。
コッペパンファンにひとこと!
「いろんな種類を試してもらえるように、従来より少しサイズを小さくしました。コッペパンならではのバリエーションをたのしんでください。また、大人かわいいロゴをデザインした、ぴったりサイズの箱と紙袋を用意しています。かしこまり過ぎない手土産として、様々なシーン、シチュエーションにご利用ください」
コッペパンのみならず、パンとは一般的に結びつかなかった「手土産にする」という発想と、その落とし込み方が見事でした。食事として受け入れられなかったパンを、まんじゅうと融合させることによって日本人の食卓にパンの居場所を作った「あんぱん」を思わせる画期的な手法に、単なるいま流行のコッペパンのお店である以上の存在意義を感じます。これからのパン市場・パン文化の発展と成熟のきっかけとなりうると、期待を込めて応援していきたいお店です。