コッペパンの特徴
「しっとりしていて、ふわふわでもっちり」を特徴とし、水分量や発酵時間を多めにしています。サイズも大きめに作っていて、昔懐かしのフォルムを再現。コッペパンの「ほおばって食べる!!」というイメージのもと、今の食感や形になったそうです。
具をはさむ前のサイズ
- 長さ×太さ×高さ : 約18cm × 約7cm × 約6cm
お店のこだわり
岩手産のゆきちからという小麦から作られた小麦粉をブレンドして使用。「中身の具材を引き立てることも考えて、パンの口当たりを軽くしています。」また、「“パンだけでもおいしい”を目指し、味はほんのりと甘めにしています。」とのこと。実際、コッペパンのみを買い求めるお客さんも多く、家庭でオリジナルなコッペパンをたのしんでいる様子でした。
コッペパンの種類
常に30種類、週替わりや月替わりを含めると40種類ほど。
人気メニュー
『北海道産あんと削りバター』190円(税抜)
削りバターがフワフワとしたチーズみたいなビジュアルです。コッペパンと削りバターの風味が合わさった鼻に抜けるマイルドな香りに、思わず笑みがこぼれます。子どもの頃、食べるとなんだか嬉しい気分になった「懐かしいあんこの甘み」も感じられ、これぞコッペパン!という印象です。その場でバターを削ってくれるパフォーマンスで、視覚的にもたのしめます。なお、削りバターはトッピングとしてすべてのメニューに追加可能。自分だけのオリジナルな一品を模索してみてはいかがでしょうか?
お食事系のおすすめ
『盛岡じゃじゃ麺』340円(税抜)
盛岡のソウルフードのじゃじゃ麺。きゅうりがシャキシャキとアクセントになり、太めの麺に絡んだソースのピリッとした味つけが食欲をそそります。ボリューム満点なので一見食べきれるか不安になりますが、パンの軽さもあって、まるで麺をすするかのように胃袋に吸い込まれていきます。男女ともに人気のあるメニューだそうです。
おやつ系のおすすめ
『薪釜炊き「のだ塩」ミルククリーム』190円(税抜)
三陸海岸の自然豊かな場所にある野田村、海水直煮製塩の代表『のだ塩』は数十時間かけて煮詰めたミネラルたっぷりのお塩です。粒子が細かくミルククリームにすっと馴染み、パンとの相性が良いのも特徴です。甘じょっぱい滑らかなミルククリームはコッペパンの優しい甘みを際立たせます。存在感のある旨味にリピーターも多いそうです。
コッペパンファンにひとこと!
「コッペパンを通じて地域復興、岩手を盛り上げていきたいので、盛岡製パンをよろしくお願いします!」
岩手のソウルフードであるコッペパンですが、いまだ知られていないおいしい「食」が岩手にはまだまだあります。コッペパンを通じて盛岡の食や文化をもっともっと知ってほしい!そんな想いが、お店となりメニューとなっています。随所に散りばめられた盛岡への郷土愛。それに引き寄せられるかのように、次から次へと訪れるお客さん。パンがおいしいのはもちろんですが、愛情を持って岩手とコッペパンに向き合う姿勢に、キラキラとしたエネルギーを感じました。
今年の4月にオープンしたばかりにもかかわらず、9月には狛江に2号店をオープンという勢い。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか!