3分パスタの願い。
このパスタは、人生の自由な時間を増やしている
働き方やライフスタイルが変化し、時間の使い方も多様化しています。1日24時間という限られた時間を効率的に過ごして人生を豊かにしたいという、いわゆる「タイパ(タイムパフォーマンス)」という価値観が注目されているのも、多くの現代人が自分らしい時間を過ごしたいと願っていることのあらわれなのかもしれません。
日清製粉ウェルナの「マ・マー 早ゆでスパゲティ FineFast」シリーズは、忙しい日々の中でもおいしい食事を、という現代人の欲求に応えてくれる製品。マ・マー独自の切り込みを入れた風ぐるま形状で通常のゆで時間を半分以下に短縮し、しかもアルデンテ食感を実現しています。早さだけでなく、おいしさも大切にしたいという思いは、日清製粉ウェルナのこだわりの1つです。
私たちが目指しているのは、調理時間の短縮だけではありません。時短によって、人生の自由な時間を増やし、日々の大切な瞬間を増やすことにも貢献していきたい。それが、3分パスタに込めた願いです。
毎日の食卓を豊かにする、さまざまな製品の開発に取り組んできました
日清製粉ウェルナは、早ゆでパスタ以外にも、天ぷら粉、ホットケーキミックス、お好み焼粉など、小麦粉を起点としたさまざまな製品を食卓へ届けるために開発し、時代にマッチしたヒット製品をたくさん生み出してきました。具体名をあげれば「あれも日清製粉ウェルナだったの?」「使ったことあるよ!」と言っていただけるかもしれません。実は社員も、入社してから知って「これもウェルナなんだ」と驚くことがあるほどです。
例えば1994年に発売された「日清 コツのいらない天ぷら粉 揚げ上手」は、小麦粉を熱処理し、顆粒(かりゅう)状にすることで、衣の油っぽさを抑えることに成功、家庭でも簡単に天ぷらを揚げられるようになりました。1995年発売の冷凍食品「マ・マー お弁当用スパゲティ ナポリタン」では、切り離せる小分けトレーを業界に先駆けて採用。お弁当のおかずとして手軽にスパゲティが食べられるようになったのも、実はこの製品がきっかけだったりします。
また同じ年(1995年)には、本格イタリアンが家庭で楽しめる「青の洞窟」ブランドも誕生しました。外食では一般的になりつつあったイタリアンをご家庭でも楽しんでほしいという思いから開発されたのが、この「青の洞窟」。本格的なイタリアンを届けるということにこだわっています。例えばトマトについては、当時、地中海には数百ものトマトメーカーが存在しましたが、実際にプーリア州フォッジャの畑まで足を運び、厳選したトマトを使用しました。
「青の洞窟」は、それまで(1995年当時)昼食のメニューとしてのイメージが強かったパスタを夕食へも登場させ、日本の家庭にパスタ料理を浸透させるきっかけになりました。
時代ごとに変わる、人や社会にとっての「なくてはならないもの」を探し、つくり、あらゆる人のもとへ
このように、常に人や社会にとって必要とされるものを見つけ、形にしてきた日清製粉ウェルナ。このような取組みの結果、小麦粉、から揚げ粉、天ぷら粉、お好み焼粉・たこ焼粉、パスタ、パスタソース、冷凍パスタと、7つのカテゴリーで家庭用国内市場販売シェアNo.1(金額ベース)を獲得しています※。
日清製粉ウェルナは現在進行形で、新しいチャレンジを続けています。すべては人や社会にとってのなくてはならないものを探し、つくり、届けるため。例えば、小容量ボトルタイプの薄力小麦粉「日清 クッキング フラワー®」は、少量使いのニーズに着目し開発されたヒット製品。使いやすくてコンパクトなボトル形状で、独自製法のサラサラした小麦粉は具材にムラなくまぶせ、ダマになりにくいといった特徴を持っています。また、2022年に発売された冷凍の「Smart Table ミニチュロス」は、コロナ禍で家庭用冷凍スナックの需要が伸びていたことから企画、開発された製品。子どもが食べやすいようサイズを短くしたり、食べるときに手が汚れないよう中にフィリング(中に詰める具材)を入れたり、といった工夫が功を奏し、こちらもヒット製品となりました。
業務用に関しても、昨今の外食業界における人手不足の課題解決に貢献。例えば、約30秒でゆでられるショートパスタ「IQF(バラ凍結)パスタ」シリーズ、レンジひとつで誰でも簡単に本格パスタを提供できる「PASTA STELLA」シリーズなど、調理の手軽さ等で、人手不足課題の解決に貢献するさまざまな製品の開発に取り組んでいます。
※インテージSRI+調べ(小麦粉市場、パスタ(スパゲティ)市場、パスタソース市場、冷凍パスタ市場(冷凍調理市場のスパゲティ&ソース、ショートパスタ類)2022年4月~2023年3月、お好み焼粉市場、天ぷら粉市場2021年4月~2023年3月、から揚げ粉市場2020年4月~2023年3月)