東日本大震災復興支援活動
2014年度

2011年3月11日の東日本大震災により被災された方に、心よりお見舞い申し上げます。日清製粉グループでは、東日本大震災直後、被災地へ義援金や支援物資をお届けしました。その後も、被災した方々が一日でも早く、健康で豊かな生活を再建することを願い、東日本大震災被災地の復興支援に取り組んでいます。「今、私たちにできることを一つひとつ積み重ねて、復興の力に」 当社グループができることを、できる限り、被災地が真に必要とする支援を続けていきます。

コミュニティ活動への支援

避難生活が長期化していく中で、地域社会のつながりを取り戻し、住みよい地域社会にしていこうとする共同活動を支援しています。2014年度はパン、クッキー、ピザなど、当社グループの強みである小麦粉料理のノウハウを用いて、家族や友人、隣人と親しむ料理教室開催に協力しました。

ピザパーティ

福島県南相馬市の地域交流イベントに当社グループのフレッシュ・フード・サービスが協力しました。

写真写真写真

クリスマスクッキー教室

関西で活躍するパティシエ・齋藤耕一さん(パティシエ・コーイチ オーナー)をお招きして開催した福島県南相馬市内の児童センターでクリスマスクッキー教室に協賛しました。(企画、日本食糧新聞社、関西ふれあいクッキング局)

写真写真

アイシングクッキー教室

スイーツアーティストのHazukiさんが講師になり、宮城県名取市のファミリー・女性向けに開催した宮城県名取市のアイシングクッキー教室に協力しました。

写真写真写真

子どもの遊びの機会提供

避難所、仮設住宅、災害公営住宅の建設工事などにより、子どもたちの遊びの場が不足しています。

リフレッシュキャンプへの協力

野外活動や体を思い切り動かす機会が減少した地域の子どもたちが、安心できる環境で、自然体験をしたり、運動できる機会を提供する活動に協力しました。

〜 森の楽好in清里高原2014(一般社団法人 地球の楽好)

写真写真写真

〜 わいわいキッズ スノーキャンプ2015 磐梯(公益財団法人 東京YMCA)

写真写真

クレイアート教室の提供

粘土あそびは子どもたちの自由な発想を引き出します。保育所や放課後児童クラブでの「室内あそび」として、日清アソシエイツの樹脂粘土を用いたクレイアート教室の開催に協力しました。2014年度は約900名の子どもたちが手芸粘土による工作を楽しみました。クレイアート教室は日常で子どもたちの遊びを支える指導者の皆様の交流機会の創出にもつながっています。

写真写真写真

放課後児童クラブに粘土を寄贈しました(岩手県釜石市)

2014年2月に、子どもの遊び支援としてクレイアート教室を提供した岩手県釜石市内の全学童クラブ8ヶ所に、日常の遊びとしてクレイアートを引き続き親しんでもらおうと、日清アソシエイツの手芸粘土を贈呈しました。

写真写真

福祉作業所への技術指導・販売支援

魔法のお菓子・ぽるぼろん(福島県郡山市)

震災以降、福島県第一原発から30km圏内に住んでいた多くの障がい者が故郷を離れて新たな地で故郷に戻るめどが立たず、不安を抱えるなか避難生活を送っています。このような中、NPO法人しんせい(福島県郡山市)が事務局となり、認定NPO法人難民を助ける会(AAR Japan)による商品開発支援と当社グループの技術協力のもと、新商品「魔法のお菓子・ぽるぼろん」が誕生し、2014年10月に販売になりました。双葉郡から避難してきた障がい者が通う福祉作業所と郡山の福祉作業所が連携し、協力して製造・販売(販売期間は10月〜4月限定)しています。当社グループでは技術指導の他、社内販売会を実施して、福島の福祉作業所を応援しています。

写真写真

被災地域の農業・漁業復興への協力

ふくしまオーガニックコットンプロジェクト(福島県いわき市)

「いわきおてんとSUN企業組合」は、食用ではない作物栽培で農業復興を後押しする「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」を実施しています。2014年度、当社グループの社員によるボランティアチームは4回、いわき市を訪れ、約70名の社員がオーガニックコットン栽培を手伝いました。

写真写真写真

にわか漁師すっぺし(岩手県釜石市)

一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校は、震災で漁港が被害に合い、自宅も船も大切な牡蠣も一度は全てを失った漁師さんの養殖作業を応援するボランティアプログラム「にわか漁師すっぺし!」を運営しています。2013年度に引き続き、当社グループから、室浜漁港を社員ボランティアが訪問しました。

写真写真

被災地産品の社内販売会

福島大学の学生と協力して、福島市産フルーツの社内販売会を本社地区で実施しました。

写真写真写真

復興の担い手への支援

地域住民や次世代を担う子どもたちが郷土の自然や文化への誇りを取り戻すことも、復興には必要です。当社グループは公益財団法人日本自然保護協会が東日本大震災被災地で開催する「自然観察指導員講習会」に協賛しています。

写真写真写真

社員ボランティアプログラム

被災地を直接訪問することができない社員でも、被災地復興支援活動に参加できるよう、昼休みや終業後の時間を利用した活動を実施しています。

マムズウェディングにマカロンタワーを贈ろう

東日本大震災では、思い出の写真やアルバムにも甚大な被害が及びました。「結婚式の写真が津波で流されてしまった」。そんなご夫婦を対象にしたフォトウェディング(写真だけの結婚式)の撮影用に、社員ボランティアのべ115名が日清アソシエイツの軽量粘土で製作したマカロンタワーを贈呈しました。マカロンタワーはクレイアーティスト 鈴山キナコ先生によってタワーに仕上がりました。

写真写真写真

東北の子どもたちに絵本を贈ろう ブックドライブ

一般社団法人地球の楽好が被災地で運行する「えほんバス(移動図書館)」に社員が家庭から持ち寄った絵本217冊を寄贈しました。

写真写真

過去の取組み