日清製粉グループの日清製粉株式会社(取締役社長 山田貴夫)は、このたび日清製粉鶴見工場(川崎市)の敷地内に、収容力47,000トンの原料小麦サイロを増設することを決定しました。
この数年、国際情勢の影響を受けて食を取り巻く環境の変化が激しい中、日本における食料安全保障が課題となっており、当社が使命としている主要食糧である小麦粉の安定供給の重要性は益々高まっている状況です。このような環境において、原料小麦の保管能力の増強は、当社が構築している持続可能な安定供給の基盤を更に強化するために不可欠となっています。当社の基幹工場である鶴見工場は大消費地である首都圏及び関東・東北へ小麦粉を出荷する日本最大の臨海大型工場であり、大型穀物本船の接岸が可能な自社の専用岸壁と原料小麦サイロも有しています。
今般、新たに原料小麦サイロを増設することで、当社がこれまでに培ってきた技術により、省人化や効率化を図るとともに、自然災害に備えた供給体制を更に強固にするため、従来以上に需要に即した原料小麦の確保と保管、及び安定供給を推進してまいります。
工事概要
増設収容力 | : | 47,000トン |
着工 | : | 2025年5月予定 |
完工 | : | 2028年予定 |
投資額 | : | 約100億円 |
日清製粉 鶴見工場の工場概要
所在地 | : | 川崎市川崎区大川町3-1 |
生産能力 | : | 一日当り原料小麦挽砕能力 2,150トン |
この件に関する報道関係者のお問い合わせ先
株式会社日清製粉グループ本社
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