全国7都市の主婦1000名に聞く
『お好み焼き・たこ焼きに関する意識と実態調査』

日清フーズ株式会社

◎お好み焼きが「好き」(97.4%)、たこ焼きが「好き」(97.7%)
広島ではお好み焼き「好き」が全員!(100%) 愛知ではたこ焼き「好き」が全員!(100%)

◎お好み焼きは家で食べる方が多い“内食派”が約7割(69.5%)
お好み焼きを家で作る人は全国8割以上(85.5%) 大阪では93.7%とほぼ全員
たこ焼きを家で作る人は全国で半数(51.2%) 大阪は約7割(68.5%)

◎家庭で作るお好み焼きの予算 全国で391円の差
最高は東京1,049円、最安は広島658円 全国平均は895円

◎お好み焼きのメリット 「調理が簡単」(73.8%)、「食材が安い」(73.4%)

◎たこ焼きのメリット 「子どもが喜ぶ」(86.5%)

◎お好み焼きは「おかず」 大阪では約半数(45.5%)、東京は1割以下(7.7%)

◎たこ焼きは「おやつ」派 約6割 大阪では「おかず」派(28.7%)も

◎ホームパーティのメニュー 大阪では5人に1人が「オコパー」「タコパー」
「みんなで楽しめる」・「簡単」・「安い」・「子どもが喜ぶ」などに支持
ホットプレートやたこ焼き器を囲んでのコミュニケーションも

◆調査概要◆
【調査方法】 インターネット調査
【調査対象】 4〜18歳の子どもを持つ、
30〜49歳既婚女性1000名
(北海道、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県在住 各143名 宮城県在住 142名)
【調査期間】 2009年8月31日〜2009年9月1日
◆調査の趣旨と目的◆

近年、家庭用お好み焼き粉(たこ焼粉も含む)、たこ焼き粉市場は成長傾向にあります(右グラフ:日清フーズ推定)。その背景として、景気低迷などによる節約志向の高まりや内食の増加があると考えられます。こうした動向を踏まえて、お好み焼きやたこ焼きに関する意識と消費実態を探ることを目的に、日本全国7都市の子どもを持つ30〜49歳の既婚女性1000名を対象に調査を実施しました。

お好み焼き・たこ焼きに関する意識と実態調査 総括

●お好み焼き/たこ焼きは家庭における定番メニューとして定着

調査の結果、お好み焼きが「好き」な人97.4%、たこ焼きが「好き」な人97.7%と、どちらも「好き」が大多数を占めており、誰からも好かれる人気メニューであることは市場急成長の背景として挙げられるでしょう。

お好み焼きを外食より内食で食べる方が多い人が過半数(69.5%)であり、お好み焼きを家で作る人は9割近く(85.5%)を占めます。専用プレートが必要なたこ焼きでも半数(51.2%)が家で作っています。本場の大阪では、お好み焼きを家で作る人は93.7%、たこ焼きは68.5%と特に高い割合でした。

●お好み焼き/たこ焼きの人気の理由は「簡単」「安い」「みんなで楽しめる」「自分流の味がアレンジできる」

お好み焼きのメリットとしては、「調理が簡単」「材料費が安い(お好み焼きの平均予算は全国で895円)」「子どもが喜ぶ」、たこ焼きのメリットでは「子どもが喜ぶ」「みんなで調理が楽しめる」などが挙げられています。好きな具材で楽しめる、自分流にアレンジできることも人気の理由のようです。

●本場大阪ではお好み焼きを「ごはんのおかず」だと考える人が他を圧倒

お好み焼きを「おかず」だと思う人は全国では2割ですが、大阪では半数近くが「おかず」として食べています。大阪ではホームパーティでよく出すメニューでもお好み焼き、たこ焼きを挙げる人が多く(25%)、お好み焼き・たこ焼き文化が根付いていることがわかります。

●たこ焼きは「おやつ」?東西で認識に差

たこ焼きを「おやつ」と思う人は全体で57.2%、「おかず」と思う人の13.1%を大きく上回っています。東日本では、いっそう顕著で、「おやつ」派は6割以上、「おかず」派は1割未満でした。西日本では、「おかず」派が全体の平均を上回り、特に大阪では28.7%と3割近くに上りました。

●オコパー、タコパー市場のさらなる拡大も期待できそう

簡単、低予算でありながら、誰からも好かれるお好み焼きやたこ焼きは、これからの時代にとてもマッチしたパーティメニューです。しかも、定番のパーティメニューである中華やイタリアンとはひと味違う新鮮味やみんなで作る楽しさがあるため、今後さらなる市場の拡大が期待できるかもしれません。

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