Event男の料理会
男の料理会 #6 - から揚げ -
腕自慢の料理男子が集まり、参加者に料理を振る舞う「男の料理会」。
与えられたテーマをもとに、創作料理をゲストに振舞います。
第5回目のテーマは「から揚げ」。
老若男女にファンが多く、お弁当からおつまみまで登場シーンの多いから揚げ。家庭ごと、また地域ごとに異なる味やこだわりがあり、シンプルながら奥が深いメニューでもあります。今回のイベントで腕を振るうのは、共に子を持つパパであり、実家が飲食店というバックグラウンドも共通する二人の料理男子。味も食感もみごとに対照的なから揚げを作ってくれました。
それでは、二人のレシピを順にご紹介します。
[menu 1]中津式から揚げ
一時期、仕事で大分県をよく訪れていたという水田さんが、店の人に直接作り方を教わった中津式から揚げは、衣が薄くサクッとした食感が特徴的。定番のもも肉から、ちょっと珍しい手羽トロまで色々な部位が勢揃い。ニンニクがほのかに香る鶏めしとの相性も抜群です。
つくった料理男子
水田成保さん
から揚げは、同じ味付けでも使う部位によって味が変わるんです。今日はもも肉、手羽先、砂肝、ぼんじり、せせり、手羽トロを用意しました。食感の違いを食べ比べてみてほしいです。油は使いさしをうまく活用すると、美味しく揚がると専門店の方に聞いたので、から揚げを作る時はいつも使った油と新しい油を組み合わせて使っています。
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粉を一度付けてからしっかり振るって、衣をできるだけ薄くするのがポイント。
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揚げている最中に時々取り出して空気に触れさせると、二度揚げせずともカラッと仕上がる。
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いつも衣を付けるお手伝いをしている娘さんも、今日はゲストとして見守る。
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炊き込てのご飯に、しょうがを効かせて甘辛く煮た鶏肉とごぼうを加える。
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底からしっかり混ぜ込めば、大分名物の鶏めしが完成だ。
[menu 2] 完全無添加から揚げお子さまランチ
子供でも安心の無添加にこだわったお子様ランチ。ゲンコツから揚げは食べ応えのある大ぶりサイズで、ザクザクとした食感が特徴。ナポリタンスパゲティ、ホワイトソースドリア、スクランブルエッグなども一度に楽しめる、大人も大満足のランチプレートです。
つくった料理男子
永江 清史さん
息子が生まれてから、出汁や無添加には一層こだわるようになりました。今日作ったから揚げは、大阪に住んでいた頃にあまりに美味しくて衝撃を受けたビアホールの味をイメージしています。中はジューシーですが、片栗粉を漬け込みとまぶしの2回に分けて付けることでザクザクと歯ごたえのある衣に仕上げました。
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下味に溶き卵、少量の片栗粉を使うのがポイント。衣を付けた時にほどよくダマができ、ザクザクとした食感につながる。
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ナポリタンはバターで野菜を炒めた後、ケチャップもしっかり炒めて酸味を飛ばし、甘味とコクを出す。
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黒糖がほのかに甘いスクランブルエッグ。
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ドリア用のご飯は、子供が食べやすいよう細かく切った野菜と鮭を合わせてだしで炊き込む。
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盛り付けもいよいよ佳境。品数も作る量も、まるでレストランのようだ。
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さっき食べたから揚げとは全然違う味と食感。から揚げって奥が深い!