Event男の料理会
男の料理会 #4 - うどん -
腕自慢の料理男子が集まり、参加者に料理を振る舞う「男の料理会」。
与えられたテーマをもとに、創作料理をゲストに振舞います。
第4回目のテーマは「うどん」。
ひとくくりに「うどん」と言えど、地域によって食べられている麺の種類も違えば、出汁の取り方、アレンジの仕方も千差万別。今回参加した2名の料理男子が持ち寄ったのは、奇しくも"汁なしまぜ麺"系レシピ。四川料理風とインド料理風、というまったく違う地域の料理にインスピレーションを得たうどんが肩を並べた、ピリリと刺激的なイベントとなりました。
それでは、二人のレシピを順にご紹介します。
[menu 1] 本格四川風担々うどん
川崎市にある中華料理屋で食べた担々麺に感動し、あの味をうどんで再現したかった、と語る島貫朗生さん。都内の四川料理店の店長に直々に教わった肉味噌。花椒油、粉山椒、豆板醤など、本格的な調味料を揃えるなどとにかく"本物"にこだわった一品です。
つくった料理男子
島貫 朗生さん
"本場の四川料理をイメージして、メニューにも「本格」とつけました。甘みをもう少し抑えた方が本場の味に近づくのですが、我々、日本人の舌に合わせて、甜麺醤で甘みを強めました。
「花椒(ホワジャオ)油」も、お手製です。作り置きできるので、一度作っておくと便利ですよ。"
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2018年の食トレンドにもなったしびれ調味料「花椒(ホワジャオ)油」。
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ゴマだれ、豆板醤、甜麺醤と、順に入れていく。
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茹で上がったうどんをプラス。
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これが、名店直伝の肉味噌!
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刻んだ具材を順にトッピングして完成。
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くせになる「しびれ」が、たまらない!
[menu 2] スパイス油うどん
インドカレーに魅了された安藤悠介さんが手がけるのは、数種類のスパイスを使ったキーマカレーをトッピングした油そば風アレンジ。付け合わせの肉巻きうどん団子も、茹でうどんをつぶして団子にしたうどんレシピです。
つくった料理男子
安藤 悠介さん
"今回は、ディープな南インド料理を知っている方ならご存知の「ヒング」というスパイスも使っています。パウダーの状態では、かなり強烈な香りがするので、気をつけてください(笑)。現地では「悪魔の糞」という異名がつくほど。
肉巻きうどん団子は、主婦向けのTV番組でヒントを得ました。初めて作りましたが、これは、かなりのヒット作です!"
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ホールスパイスは常温からゆっくり加熱し、香りを立たせる。
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水は最小限に、玉ねぎとトマトからでる水分で炒めます。
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完成間際にパウダースパイスを加えます。
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キーマカレー、トマト、玉ねぎ、パクチーをトッピングして完成。
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ヒングの臭みは消え、香ばしい香りが食欲をそそる。
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続いて「肉巻きうどん団子」の下準備。茹でうどんは袋のままつぶしていきます。
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丸めて団子に。
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豚ばら肉を巻いて、焼きます。