日清製粉グループの日清製粉株式会社(社長:大枝 宏之)は、この度、国際的な食品安全マネジメントシステム「FSSC22000」の認証を取得いたしました。国内の製粉会社で本社と国内全工場を一体としたシステムとして同規格の認証を取得したのは初めてのことです。
日清製粉では、これまで「ISO22000(食品安全マネジメントシステム)」の認証取得や「AIB(アメリカ製パン研究所)フードセイフティ監査・指導システム」を受審し、食品安全への取り組みを積極的に推進して参りました。「AIBフードセイフティ監査」においては、2011年に国内全10工場において、スーペリア評価を得ておりますが、更に「FSSC22000」を導入することで、<品質管理>と<製品安全>の一層の強化を図って参ります。
事業社名 | : | 日清製粉株式会社 |
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事業所名 | : | 本社、国内全10工場(函館、千葉、鶴見、名古屋、知多、東灘、岡山、坂出、鳥栖、筑後) |
認証取得 | : | 2012年6月11日 |
審査登録機関 | : | JIA−QAセンター FSSC22000を始め、ISO22000、ISO9001等の審査を行う第三者認証機関です。日本で唯一米国の公衆衛生に関する規格の工場審査を行う等、食品安全分野においては、高い専門性と実績があります。 |
〜「FSSC22000」とは〜
「FSSC22000(Food Safety System Certification 22000)」は、世界的な流通及びサプライヤーの組織であるGFSI(国際食品安全イニシアティブ)が、国際的な食品マネジメントシステムとして承認している規格です。
「ISO22000」は、食品安全の具体的な基本条件及び活動を受審する側が独自に設定します。一方、「FSSC22000」は、その内容を詳細に規格化しており、消費者に安全な食品を提供するためにより有効なシステムです。