「製粉ミュージアム」を群馬県館林市に開設

1900(明治33)年に館林製粉株式会社として創業以来今年111周年を迎える株式会社日清製粉グループ本社(社長:大枝 宏之)は、発祥の地群馬県館林市に世界的に見ても貴重な製粉(小麦・小麦粉)をテーマにした情報発信型・体験型の企業ミュージアム"製粉ミュージアム"を、2012年秋を目処に開設いたします。

製粉ミュージアムには当社の歴史と伝統を語り継ぐ本館、製粉に関する様々な情報発信をコンセプトにデザインされる新館を配し、気軽に憩える場として周辺の緑地環境を拡大整備するなど来館者へのホスピタリティ機能を充実させます。

本館は明治創業時代の歴史的価値の高い洋風木造建築物で当社創業70周年記念事業の一環として1970(昭和45)年に開設されたものですが、今回製粉ミュージアムのシンボルと位置づけ最新の免震設備を施して大規模地震に対する耐久性を向上させ、貴重な企業文化遺産として保護します。本館内部には創業者ゆかりの品々を展示し、創業以来脈々と受け継がれてきた当社の創業者精神をはじめとした会社の歴史と伝統に触れていただく空間を演出します。

新館では製粉の歴史や先端テクノロジーを踏まえ小麦が小麦粉になるまでのものづくりの工程を様々な角度から分かり易くダイナミックに紹介します。加えて、次代の食の世界を担う児童生徒に対して食の大切さや楽しさを語り継いでいくことを目的にガイダンスやワークショップ活動を展開するとともに、各ステークホルダーに向けた情報発信を積極的に展開してまいります。

開館後の製粉ミュージアムは東武鉄道館林駅西口に直接面するロケーションとなり、大変便利なアクセス環境が確保されることとなります。また駅西口広場整備計画も着々ととり進められており、今後新たな館林市の顔となる製粉ミュージアムは同市の全面的な協力を得て観光資源や教育資産として寄与する事が期待されます。

完成イメージ図

1.施設名称 製粉ミュージアム
2.所在地 群馬県館林市栄町6-1
3.運営 (株)日清製粉グループ本社 総務本部広報部 製粉ミュージアム運営室
4.開館時期 2012年秋
5.最寄駅 東武伊勢崎線館林駅西口下車